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物神性と生態系 (fe003-01)

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論理性1
論理性2
実体形成
用語事典1
人名事典1

【目次】物神性と生態系


商品生産の考古学と物神性   第2部第3部 → 第4部

 このページ内の目次・概要_____

◆資本論ワールド 編集部  ・・・2021.04.24 作業中です・・・

        『資本論』の[構造と機能] ー物神性と生態系ー
          貨幣の資本への転化 W―G―WとG―W―G´

                  『資本論』の物神性

  ■ 商品生産の考古学と物神性
    
 第1部 都市文明の源流と「価値形態論」の考古学研究
    ーコリン・レンフルー
 第2部 商品生産の考古学と貨幣商品の源流
    ーメソポタミア文明-商品化のシステム
 第3部 コリン・レンフルー「心の先史学」

 
 資本論用語事典2021

 
Ⅰ 第1部 物神性-構造と機能
  
1-1
  1-2
  1-3

 Ⅱ 第2部 生態系-生態学と生態系-社会生物学
  
2-1 
  2-2
 
 Ⅲ 第3部 社会性存在-感覚的と超感覚的
  
3-1
  3-2 

 Ⅳ
   


   ・


  ・用語事典1 (第1部関連)
  ・人名事典1 (第1部関連)


ヘーゲル論理学 第1部       第2部第3部


◆資本論ワールド 編集部

  ■ 『資本論』冒頭ーElement
 「資本制生産の社会の富は、諸商品の集まりを形成する。個々の商品は、この富の元素/成素の形式を形づくりElementarform、現象する。したがって、資本制生産の研究は商品の分析から始まる。」


  ■ 商品生産の考古学  ~都市文明の源流~ ■
    
 私たちは、ここまで最新の考古学による成果を頼りに、100万年に及ぶ西アジアの人類史と古代史をめぐってきた。西アジアを舞台にした経済活動の集約地点として、都市文明が位置づけられることになった。都市文明とは、文字文明の始まりであり、貨幣性機能商品の出現である。数世紀にわたる考古学の蓄積により、文字の始まり自体が、経済活動によってひき起こされた文明・文化であったことが証明されてきた。そして貨幣性商品を歴史的・時代史的に確定することにより、原始・古代世界の商品生産の源流を追跡することが可能となる。私たちは、この研究分野を「商品生産の考古学」と名づけることにする。
 『資本論』の価値形態論に対応する考古学の成立となる。


2

3)『資本論』のElementは、・・・
-構造と機能-Elementform-
  
『資本論』本文 Element の抄録
       ーElementの生成・発展過程の研究ー

 『資本論』冒頭ーElement
 「資本制生産の社会の富は、諸商品の集まりを形成する。個々の商品は、この富の元素/成素の形式を形づくりElementarform、現象する。したがって、資本制生産の研究は商品の分析から始まる。」


  

論理性 1.

(0) はじまり/始元
   0-1 労働生産物の商品への転化-経済の細胞形態の発生-
    ・『資本論』第1章第3節価値形態または交換価値
  第2版の後書・
 「ブルジョア社会にとっては、労働生産物の商品形態または商品の価値形態は、経済の細胞形態である。」(岩波文庫p.12)
  4 単純な価値形態の総体
 「労働生産物は、どんな社会状態においても使用対象である。しかし、ただある歴史的に規定された発展段階のみが、一つの使用物の生産に支出された労働を、そのものの「対象的」属性として、すなわち、その価値として表わすのであって、この発展段階が、労働生産物を商品に転化するのである。したがって、このことから、商品の単純なる価値形態は、同時に労働生産物の単純なる商品形態であり、したがってまた、商品形態の発展も価値形態の発展と一致するという結果になる。」
  C 一般的価値形態
1. 「 先の二つの形態は、商品の価値を唯一の異種の商品をもってするばあいと、この商品と異なる多くの商品の序列をもってするばあいとの違いはあるが、いずれにしても一商品ごとに表現するのである。両場合ともに、価値形態を与えられるのは、個々の商品のいわば私事である。そして個々の商品は他の商品の協力なしに、このことをなすのである。他の諸商品は、先の一商品にたいして等価形態という単なる受動的の役割を演ずるのである。これに反して一般的価値形態は、商品世界の共通の仕事としてのみ成立するのである。一商品が一般的価値表現を得るのは、ただ、同時に他のすべての商品がその価値を同一等価で表現するからである。そして新たに現われるあらゆる商品種は、これを真似なければならない。このことによって、こういうことがはっきりとしてくる、すなわち、諸商品の価値対象性も、それがこれら諸物の単なる「社会的存在」であるのであるから、その全面的な社会的関係によってのみ表現されうるのであり、したがって、その価値形態は、社会的に妥当する形態でなければならないということである。」

2. 「 亜麻布に等しいものの形態において、いまではあらゆる商品が、ただに質的に等しいもの、すなわち価値一般としてだけでなく、同時に量的に比較しうる価値の大いさとしても現われる。すべての商品が、その価慎の大いさを同一材料で、亜麻布で写し出すのであるから、これらの価値の大いさは、交互に反映し合うのである。例えば 茶10ポンド = 亜麻布20エレ、さらに コーヒー40ポンド = 亜麻布20エレ. したがって、茶10ポンド = コーヒー40ポンド というようにである。あるいは1ポンドのコーヒーには、ただ1ポンドの茶におけるものの4分の1だけの価値実体、すなわち、労働が含まれているというようにである。」

3. 「 商品世界の一般的な相対的価値形態は、この世界から排除された等価商品である亜麻布に、一般的等価の性質をおしつける。亜麻布自身の自然形態は、この世界の共通な価値態容であり、したがって、亜麻布は他のすべての商品と直接に交換可能である。この物体形態は、一切の人間労働の眼に見える化身として、一般的な社会的な蛹化(ようか)としてのはたらきをなす。機織という亜麻布を生産する私的労働は、同時に一般的に社会的な形態、すなわち、他のすべての労働との等一性の形態にあるのである。一般的価値形態を成立させる無数の方程式は、順次に亜麻布に実現されている労働を、他の商品に含まれているあらゆる労働に等しいと置く。そしてこのことによって、機織を人間労働そのものの一般的な現象形態にするのである。このようにして、商品価値に対象化されている労働は、現実的労働のすべての具体的形態と有用なる属性とから抽象された労働として、たんに否定的に表示されるだけではない。それ自身の肯定的性質が明白に現われるのである。それは、すべての現実的労働を、これに共通なる人間労働の性質に、人間労働力の支出に、約元したものなのである。
 労働生産物を、無差別な人間労働のたんなる凝結物として表示する一般的価値形態は、それ自身の組立てによって、それが商品世界の社会的表現であるということを示すのである。このようにして、一般的価値形態は、この世界の内部で労働の一般的に人間的な性格が、その特殊的に社会的な性格を形成しているのを啓示するのである。」


   0-2  

(1) Element (元素/構成要素) の探究
   1-1 第1部 都市文明の源流と「価値形態論」の考古学研究
      ーコリン・レンフルー
   1-2 商品生産の考古学
        ・
   1-3 アリストテレス-古代ギリシャ/Elementの体系化ー「四元素説」
        ・
   1-4 元素Element概念形成史の原子論
        ・

(2) Form (形式/形態/形相)の探究
   
 
アリストテレスの存在と原理についてーアリストテレス科学入門ー
   1-1 「存在を存在として研究すること
   1-2 「転化の諸原因とその追求


 
『資本論』のForm=形態/形式問題についての序論は こちら<コラム19>

   2-1 形相 eidosエイドスと質料 hylē ヒュレー 1
   2-2 形相と質料2
   2-3 Form‐2 形式
   2-4 Elementの形式活動
   2-5 ヘーゲル論理学のForm
   2-6 Form‐3 形態

(3) Elementarform の形成

  
 ー『資本論』のElementarform ー
    構成要素の系列・形式(構成要素の形式様式)
   3-0 元素Element概念形成史の原子論
   3-1 系列-1 デカルトの系列 
   3-2 系列-3 細胞の発見と生態系-生態学
      ・生態系は誰のためー
      ・生態学入門ー生態系の構造と機能
   3-3 系列-2 化学元素の周期律・表
   3-4 『資本論』一般的/普遍的 価値形態の成立


 ■■西洋科学の伝統ー比例と方程式について
   概要説明******

      比例ー方程式ー価値方程式

論理性 2.

(1)比例 Verhältnis 関係/比例

  0-1 コスモスと比例の源流

  1-1 比例‐1 ヘーゲルの比例論と『資本論』の比例関係
      ・『資本論』の比例ー量的関係/比例 抄録
   1-2 比例-2 西洋科学の伝統ーアリストテレス「比例」論
   1-3 比例-3

(2) 方程式 Gleichung
   2-1 方程式-1 等式と方程式
   2-2 方程式-2 比例/方程式
    (1) 比例関係と方程式論の歴史的形成過程 <3>
    (2)

(3) 価値方程式 Wertgleichung

  ■『資本論』比例と価値方程式の集計
  

   3-1 価値表現と方程式 Gleichung 
   3-2 価値方程式 Wertgleichungの展開


論理性 3.

(1) Elementから価値方程式まで
  ー「ブルジョア社会にとっては、労働生産物の商品形態または商品の価値形態 〔A商品x量 = B商品y量〕 は、経済の細胞形態である。」
(第2版の後書・岩波文庫p.12)〕
 ・・・・

  Ⅱ 第3章 貨幣または商品流通 生態系ー生態学

商品の変態W-G-Wと資本の生態系G-W-G´


   *『資本論』の「生態系」について

(1) 形態学-生態系-生態学
  ・/yg_2018-01.html
  ・/yg_sk_keitaigaku-01.html
   1-1 形態学
   1-2 ゲーテ形態学と変態
   1-3 生態系
   1-4 

(2) ゲーテ形態学と変態
(3) 『資本論』の生態系-形態学について
(4) 商品の変態-形態学W―G―W
(5) 資本の生態系 G-W-G´


   Ⅲ『資本論』第4章 貨幣の資本への転化 資本の生態系

資本の生態系G―W―G´

(1) 資本の現象形態 G―G´
(2) 労働力商品-商品価値の増殖


Ⅳ 実体形成と現われ

(1) 質料と形相/形式
  1.西洋哲学史と「形相と質料」の研究 -1-
  2.「形相と質料」の研究 -2-

(1) 労働と価値形成
   1-1 社会的人間労働
   1-2 抽象的に人間的な労働
   1-3 社会的生産有機体
   1-4 価値実体 Wertsubstanz
   1-5 価値表現 Wertausdruck

(2) 価値の形式-価値形態と価値の表現
   2-1 価値形態 Wertform
   2-2 価値形式 Wertform
   2-3 『資本論』のWertform 抄録


Ⅴ 現象/本質-ヘーゲル論理学と『資本論』

(1) ヘーゲル論理学ー現象と仮象

(2) 『資本論』の物神性-商品・貨幣・資本


Ⅵ 経済の生態系研究ー歴史的に / 論理的に

(1) 江戸時代の経済構造
   銀経済圏と金経済圏・・
(2) 21世紀-日本と中国の経済構造と機能
   グローバル時代の生態系ー日米中経済史ー

用語事典1

(1)・膠状物/凝結物Gallert
(2)・素材/成分 Material ・材料/質料Stoff ・形相/形式 Form
(3)・価値実体 Wertsubstanz ・物 Ding ・事柄 Sache ・萌芽/胚 Keim
    ・現象/仮象 ・事柄/事物 ・直接性/媒介性 
    ・現象/本質 ・同一性/相等性 
    ・抽象/度外視 ・整約/約元
    ・実体 ・等価/当量 ・単純/個別 ・変態/生態
    ・化身/受肉・啓示 ・物神的性格/物神性


人名事典 1

(1) 古代
  ・アリストテレス ・キリスト ・ユークリッド
(2) 中世‐近代
  ・デカルト ・ヘーゲル ・ダーウィン
(3) 近代‐現代  
  ・ロバチェフスキー ・メンデレーエフ 


・・・・・・・

・・・・
■■実体概念の多様性と労働価値
   概要説明****

 1. 西洋哲学史の実体概念
 2. 労働価値説
   2-1 古典派経済学の労働価値説
   2-2 『資本論』の労働価値説
 3. 価値表現と価値形態/価値形式

・・・・

・・・・

 論理性
(1) (1)Element 元素/構成要素 ・Form 形式/形態 ・Elementarform
 実体形成と現われ
(2)
(3)
(2)労働  ・価値実体 Wertsubstanz ・価値表現Wertausdruck
(3)比例 Verhältnis ・方程式 Gleichung ・価値方程式 Wertgleichung
 現象/本質

(4)・膠状物/凝結物Gallert
(5)・素材/成分 Material ・材料/質料Stoff ・形相/形式 Form
(6)・価値実体 Wertsubstanz ・物 Ding ・事柄 Sache ・萌芽/胚 Keim
    ・現象/仮象 ・事柄/事物 ・直接性/媒介性 
    ・現象/本質 ・同一性/相等性 
    ・抽象/度外視 ・整約/約元
    ・実体 ・等価/当量 ・単純/個別 ・変態/生態
    ・化身/受肉・啓示 ・物神的性格/物神性_
 科学史/人名
    ・アリストテレス ・キリスト ・ユークリッド
    ・デカルト  ・ヘーゲル ・ダーウィン
    ・ロバチェフスキー ・メンデレーエフ 



 
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  ・・・・「歴史的に、論理的に」用語形成を探索・・・・

【1】 資本論用語事典2021

 資本論ワールド 編集部
 2021年 新年にあたり、資本論ワールド探検隊から「資本論用語事典2021」をお送りいたします。
「事典2021」は、第3部構成を予定しています。
 第1部 『資本論』の科学言語/基本キーワードとしての用語解説
 第2部 基本キーワードが登場する『資本論』の文脈の用例紹介と分析
 第3部 ヨーロッパ圏における 「歴史的に、論理的に」 科学言語/基本キーワードの機能
 事例参考資料は以下のとおり、HP2016 「資本論ワールド」 と HP2019 「資本論の世界」既出のテキストをもとに、最新データを取り入れて再編成しています。21世紀の『資本論』構築へ探検隊一同よろしくお願いいたします。
      ・・・HP2016「資本論用語事典2021」は、こちら・・・・

 第1部 『資本論』の科学言語/基本キーワードとしての用語解説(作業予定)

      ◆論理性
 (1)・Element 元素/構成要素 ・Form 形式/形態 ・Elementarform
      ◆実体形成と現われ
 (2)・労働  ・価値実体 Wertsubstanz ・価値表現Wertausdruck
 (3)・比例 Verhältnis ・方程式 Gleichung ・価値方程式 Wertgleichung 
      ◆現象/本質
 (3)・膠状物/凝結物Gallert
 
 (4)・素材/成分 Material ・材料/質料Stoff ・形相/形式 Form
 (5)・価値実体 Wertsubstanz ・物 Ding ・事柄 Sache ・萌芽/胚 Keim
    ・現象/仮象 ・事柄/事物 ・直接性/媒介性 
    ・現象/本質 ・同一性/相等性 
    ・抽象/度外視 ・整約/約元
    ・実体 ・等価/当量 ・単純/個別 ・変態/生態
    ・化身/受肉・啓示 ・物神的性格/物神性
    ・アリストテレス ・キリスト ・ユークリッド
    ・デカルト  ・ヘーゲル ・ダーウィン
    ・ロバチェフスキー ・メンデレーエフ